新規のお客様は初めてチラシを作成する時、どんなものにすればいいかわからないという方が多いと思います。
企業に勤めている方なら「このデザインで作成しておいて」と上司から頼まれることもあると思いますが、会社勤めでもすべて任されてしまった方、自営業で働いている方なら、初めてのチラシ作成は分からないことだらけで不安に感じているかもしれません。
今回はそんな方のために、チラシデザインの最初の一歩について書いていこうと思います。
チラシデザインの専門用語を知る
まずはチラシデザインを作成する際に使われる用語を覚えてみてはいかがでしょうか。チラシデザイン用語には横文字が多く、その意味を分かっている方は少なからずいると思います。
制作依頼をされた後には必ず電話か対面の打ち合わせがあるため、こちらも作成するチラシの本質も理解しやすくなりますし、所々で「わからないから、意味を教えてください。」なんてこともなくなりスムーズでストレスなく打ち合わせがはかどります。
打ち合わせがはかどるという事は、作成するチラシもイイチラシになることに繋がりますよね。
では、打ち合わせで使われるチラシデザイン用語にはどんなものがあるのか、見ていきましょう。
チラシデザイン用語
レイアウト
レイアウトとは、配列や配置のことをいいます。チラシデザイン業界では、チラシの中に含める写真や文字などの場所の決定、示すキーワードになります。
キャッチコピー
キャッチコピーとは「謳い文句」「煽り文句」といわれています。商品を大きく告知したい際に用いられることが多く、顧客の欲求に直接影響を与える宣伝方法です。
トリミング
写真の中の必要な部分を切り取ることをトリミングと呼びます。
トンボ
トンボとは、仕上がりサイズが分かるように印刷用紙につけているマークのことです。印刷された際、「ここを裁断しますよ」の目印になります。
カンプ
制作物の仕上がりを提示するための完成見本のことです。実際に制作に取り掛かる前にクライアントへ提出する「デザイン案」を指すことが多い。
パーレン
補足説明する際に使われる()のことです。
CHIRASAKUスタッフがよく使うチラシデザイン用語を書きましたが、初めて聞いた単語がいくつかあるかもしれません。
CHIRASAKUスタッフには外国人は在籍していませんので、難しい横文字などは使いません。
この単語を抑えておけば、打ち合わせで聞き返すことは少なくなりますよ。
ラフを作ってみる
次にチラシデザインの元となる、ラフについて書いていきます。
ラフとは…
粗いこと。粗雑。無造作。
ゴルフ コースで、フェアウェーの両側の、芝が伸ばしてある部分。
引用:Wikipedhia
英語の形容詞「rough」から来ていて、ラフとは「粗いこと」「無造作」とあります。チラシデザイン業界ではラフ=原稿ととらえていて、構想図案と思っていただければいいと思います。言葉では伝わりにくいイメージも描くことで理解してもらえる、互いの意思疎通をすることができますので、ラフはチラシ作成の上で大切な参考資料となります。(そのことをラフスケッチということがあります。)
ラフはどう書けばいいのか、新規のお客様は分からないと思うので、解説したいと思います。
ラフの作り方
文言をどうするのか
- タイトル
- サブタイトル
- キャッチコピー
- 連絡先情報
- 住所
- 会社名
- ターゲットに伝えたいこと
- 日程情報
- クーポン割引
まずはチラシに取り込みたい情報をまとめてみてください。
まとめてみると、チラシでPRしたい情報がなにかつかめると思います。
チラシに配置してみる
まとめたい情報が分かったところで、次はチラシのレイアウトを考えていきたいと思います。
作成されるチラシはラフのレイアウトに従って作りますので、いかにラフが重要なポジションに置かれているのかが分かっていただけると幸いです。
(図)
手描きでもいいのですが、手描きで描きたくない方はこちらのアプリを使ってみてはどうでしょうか。
依頼するために原稿をまとめる
最後に、参考資料として作られたレイアウトと一緒に取り入れた文言のリストも同じように作成しておいてください。リストを作っておくことで、うっかり見逃してしまうことも防ぐことができます。
参考資料
チラシを作るならCHIRASAKUへ!
チラシはPCとプリンターさえあれば誰でも作ることが可能です。見栄えはともかく費用が安く済ませたいなら個人で作成されることをおすすめします。ですが、集客目的でチラシを作成されるというのであれば、チラシ専門店に依頼されたほうが費用対集客は高い効果を実感することができます。CHIRASAKUならデザイン~印刷、エリア・マーケティング調査も行っていますので、無駄な手間もなくイイチラシを作ることができます。