10年ほど前からネットでのチラシ印刷が流行り始め値段が格安になってきました。
その理由は何なのでしょうか。
チラシ印刷の仕組み
チラシはオフセット印刷という印刷方式で一般的に印刷します。
ネット印刷が主流になる前のオフセット印刷の流れは印刷用のデザインをフィルムに出力し、それを薄いアルミ板で出来た版に転写します。
版に出来た凹凸にインキが入り、紙へ印刷されるという仕組みです。
用紙はA4サイズで印刷を依頼したとしても、A4サイズで印刷はしていません。
A1サイズの大きな用紙に印刷し、8等分することでA4サイズのチラシが仕上がります。
ネット印刷が主流になって、大量受注大量生産することでチラシ印刷のコストを格安に抑える仕組みができました。
格安チラシ印刷の一例
たとえば、8000枚のA4チラシを印刷したい場合、
以前の方法ではこのようになります。
1. A4サイズが8つ並んだフィルムを出力する
●フィルムが1つ必要になる
2. A4サイズが8つ並んだ版に転写する
●版が1つ必要になる
3. A1サイズの用紙に印刷する
●A1サイズの用紙が1000枚必要になる
これを近年のネット印刷ではこのような流れで印刷しています。
1.データから直接版を出す
●フィルムのコストをカット
2. A4サイズの8つの案件を並べて版に出力する
●版が1/8必要になる(8案件で1つの版)
3. A1サイズの紙に8つ並べて印刷する
●A1サイズの用紙が8000枚を8案件で利用することで、紙の単価を抑える。
このように、大量受注することで価格を抑えるという仕組みを作り格安でチラシが印刷できるようになりました。
ネット格安印刷の注意点
大量受注大量生産のため、ネット印刷では多くの仕事を抱えており一つづつの案件に小回りが利かなくなります。
例えば、8つの案件を1つの用紙に印刷するため、「この印刷物の色は以前の色に合わせて欲しい」ということはできません。
また、データについては入稿されたものをそのまま印刷するため、サイズの間違いや内容の不備などもすべて自己責任となります。
以前の印刷であれば、担当の営業さんや工場の方がミスを見つけ次第連絡してくれるということがあったのですが、そのあたりを自分で責任持って対応する必要があります。
お店のセールチラシなど期間が決まっているチラシにミスがあり納期に間に合わないということになると、せっかくの印刷物がすべて無駄になってしまいます。
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