チラシって興味がないと捨てられるもの。作成した側からするとお金もかかっているのに読んでもくれないなんて…胸と頭が痛くなりますよね。読まれないチラシには興味がない、おもしろそうじゃない、お得でもないなどいくつかの原因があるためそのままゴミ箱に捨てられてしまいます。
ですが、リフォームやDIYのブームもあいまってチラシを再利用する習慣が全国で広がっています。捨てられないけど、作成したチラシが再利用されている。そう思うと捨てられるよりまだいいと思えないでしょうか。再利用されたチラシは家族の目に留まることもあり、チラシの効果も持続することでしょう。
そこで今回、顧客は折り込みチラシなどの配布物をどのように再利用しているのか、捨てられなためにはどうすればいいのかについて書いていきます。
捨てられないチラシはこうなる!
チラシで作るゴミ箱
こちらはチラシ再利用の定番「ゴミ箱」です。
情報が古くなり使い道のなくなったチラシが、様々な形に生まれ変わっています。
ゴミ箱のような簡単なものだけでなくお金を出してでもほしくなる手の込んだものまであります。
今までは興味が無ければ捨てられるチラシでしたが、ちょっとした(手の込んだ)工夫でチラシは価値のあるものに変わることが再認識させられたように思いました。
チラシを見ている人はどれくらい?
折り込みチラシを対象とした結果ですが…
新聞をとっている世帯は全国で73%に上るというデータがでています。その中で折込チラシは約6割の世帯が目を通しているようです。新聞は今でも人気の媒体のため、老若男女問わず折込チラシとセットで目を通している人が多いようです。幅広い世代が購読しているので、折り込みチラシだと配布したいターゲットに簡単に届けることができることができます。メリットが多い分、デメリットの面もあります。
簡単にターゲットに届く新聞折り込みですが、配られるのが世帯のため読む人がターゲット層なのかどうかわからないことです。一人暮らしの顧客は別ですが、世帯は家族で成り立っているためひとりではないですよね。そのためターゲット層ではない家族が読むとほとんどの顧客は興味を持たないため、そのままゴミ箱に捨てられることも多いです。
捨てられないためにはどうすれば?
斬新な折り込みチラシ加工
配布するチラシの特殊加工については以前に書いたことがありますので、今回は折り込みチラシに使える技法を書いていきます。
この記事を書いている筆者は展示会や試食会で特殊加工されたチラシはもらったことはあるんですが、折り込みチラシでは見たことがありません。それは新聞折り込みには入れられないくらい厳しい規定があるからなんでしょうか。
調べてみますと、新聞折込広告取扱い基準というものがありました。
こちらに「変形サイズなど特殊な形状のものは取り扱えない場合があります。」と書かれているので、禁止されていることでもないのですね。※サイズや重さなど情報は折り込みを予定している新聞社に直接お電話してください。※
ですが今までみたことがないので、特殊加工の折り込みチラシはまだまだニッチな分野なのかもしれません。
そこで折り込みチラシに使えそうな特殊加工をいくつかご紹介したいと思います。
いかがでしたか。折込に入れれそうな特殊加工チラシについて書きましたが、チラシにもいろいろなカタチがありましたね。
多くのカタチあるがために、カタチのだけのデザインに囚われてしまって、チラシデザインを怠り気味になってはいけません。顧客はカタチの面白さにこころを奪われて手に取りますが、内容をみてがっかりされては本末転倒です。
チラシは集客するためのツールの一つです。
チラシの本来の目的を忘れないよう、折込チラシの特殊加工にトライしてみてはどうでしょうか。