チラシ作成をしたい場合、印刷ができる会社やインターネットサービスにデザインを入稿する必要があります。では、そのデザインはどのように作成されていますか?
多くの方は時間をかけてグラフィックソフトを使ったり、Excelなどを使いながら作成していると思いますが、思ったよりも時間がかかり苦労をしているのではないでしょうか。
CHIRASAKUはチラシデザインから印刷までを一度に依頼できるサイトです。
デザイン会社が運営しているため、デザイン完成までの流れもできるだけ簡単で安心できるような流れを設えております。
今回はCHIRASAKUにチラシを依頼してから完成までの流れをご紹介しますので、どの会社にチラシを依頼するか検討中の方は是非ご覧ください。
■方向性のすり合わせ

打ち合わせの後、はじめに大まかなチラシデザイン全体の構成ラフをご提出いたします。
この段階ではまだ色もついていませんし、デザインも施されていません。
モノクロデータの場合と、手書きラフの場合がございます。
複雑な内容の場合、メールにてラフ案をお送りした際にお電話にてご説明させていただくこともございます。
このラフをご提出するという工程は、方向性を定めるための打ち合わせと言えます。
この段階でお客様に確認いただきたいこと
・基本的な観点・考え方があっているか(コンセプト)
・全体の流れは読みやすいか。
・内容の大小関係や目立たせている部分のボリュームが自身の言いたいところとマッチしているか。
・ターゲットに伝えたい内容が全て入っているか。
ラフ案ではイメージがつかみにくい場合や、どのような切り口で広告を打つかなど迷ってらっしゃるお客様には、参考となるサンプル画像などを先にお送りする場合もございます。
切り口違いでいくつかサンプルをお送りいたしますので、お客様の持つサービスと近いものをお選びいただくという形です。
お送りしたものが思い描くものと違う場合、お客様に画像をご提供いただく場合もございます。
ネット検索で出てくる画像をそのままお送りいただくだけで問題ありません。
ラフではわからない、とりあえず完成系を作って欲しいとおっしゃるお客様もいらっしゃいますが、完成系を作成するには、ある程度の時間を要してしまいます。
また、デザイナーの価値観で作ってしまうと、思ってもみなかったものが上がってきてしまう可能性もあり、この段階をおろそかにしてしまいますと、後で修正が効かなくなります。
ご希望や不安な点がある場合はなるべくラフの段階でお伝えいただきますようよろしくお願いいたします。
ラフを提出する最大の目的は、本格的な作業をする前にコンセプトやイメージを明確にすることです。
ラフ案でコンセプトやイメージの方向性が定まったら、チラシデザインの工程に入っていきます。色や装飾を施す工程です。
未決定や不明な情報がある場合は、ダミーの情報でおいている場合もあります。
ご指示頂いた内容からデザイナーが、デザインの方向から、ターゲット目線から、経験測などいろんな側面から、内容を噛み砕いてデザインに落とし込んでおりますので、お客様のご指示そのままをあえて変えている部分もございます。
そういった部分はデザイナーからのご提案として、ご説明させていただきますので、ご安心ください。
提案してもらったけどやっぱりこうしたい、という要望もございましたら、ためらわずご相談頂けると幸いです。
この段階でお客様に確認いただきたいことは、
・文字サイズが適当か
・細かく読まずとも見出しなどで、どんな内容か判断できるか
・情報の優先順位がつているか(強調したいところが、ちゃんと目立っているか)
・伝えたいイメージが伝わるかどうか
こういう印象を受けるけど、どのように修正するのが良いかイメージがわかないという場合もあると思います。
そういった場合にもデザイナーに感じたことをそのままご相談頂けると幸いです。
デザイナーからの質問も増えるかもしれませんが、イメージや優先順位などを共有するためには必要なやりとりです。
どんな些細なことでもかまいませんので、お答え頂けると幸いです。
■校正の提出方法について

基本的にはpdfをメール添付にてお送りさせていただいております。
データ容量が大きくメールに添付できない場合はオンラインストレージサービス(インターネット上でファイルを共有するサービス)をご使用させて頂く場合もございます。
携帯電話やスマートフォンで見られる方も多いので、jpeg形式でお送りすることも可能です。
添付ファイルの種類について
ご確認事項として重要な点としてキャッチや文章(チラシを制作するにあたり基盤コンセプトとなるものやその内容があっているかどうか)、レイアウト(伝えたいこと、流れはあっているかどうか)、フォント(ターゲットに対して伝えたい印象になっているかどうか)などのポイントを中心にご確認いただければと思います。ここでのデザインコンセプトとなる部分をチェックしていないと何を伝えたいのかわからないチラシになってしまいます。デザイン(見た目)よりもコンセプト(内容)を中心に確認していきましょう。
この際に
具体的な内容が決まっていない、何をどのように伝えればいいかわからない
そのような場合でも問題ありません。デザイナーがお客様とのヒアリングでチラシのコンセプトをお伺いし、伝わりやすい言葉、レイアウト、ターゲットに有効な手法などを踏まえアドバイスいたします。
ご確認の際の重要点
方向性が決まればその内容をより引き立たせるために配色・グラフィック処理・素材追加(イラスト・写真・あしらい)などを行い、よりターゲットに響きやすい効果的なチラシデザインに仕上げていきます。ここでは写真やイラストが伝えたい内容とあっているか、カラーはイメージ通りかターゲットに沿っているか、伝えたい内容がしっかり引き立っているかなどを意識してご確認ください。また文章についても最終に向け調整していく必要があります。今一度変な文字はないか、同意語の統一など細かな部分のチェックも忘れないようにしましょう。
素材について
画像位置は決まっているが実画像がなく仮置きの状態の場合などはウォーターマーク画像(ダミー画像)を使用している場合がございます。
そちらの場合実際の画質とは異なりますのでご了承ください。
デザイン完成までに実画像に差し替えいたします。(弊社素材からまかなうことも可能です)
またメール添付容量の関係上データを圧縮して送付しているため、実際の画質ではない場合がありますのでご了承ください。
高画質での支給をご希望の方はストレージサービスにてお送りすることも可能ですのでご相談くださいませ。
■打ち合わせは、チラシデザインの第一歩目

発注書が確認出来ましたら、打ち合わせのご連絡を差し上げます。
打ち合わせでは、以下の内容を主にお伺いしております。
①チラシの目的
まずは「なぜチラシを作ろうと思ったのか」を教えてください。
新規開店なのか、セールを行うからなのか、近隣の方に来てほしいからなのか…目的によりデザインの方向も変わってきます。
②ターゲット
次に「チラシを見てほしい人」を教えてください。
なぜなら、10代~20代と50代~60代では、チラシの見せ方が大きく変わってくるためです。
また、男性向けか女性向けかでも差異が出てきますので、合わせて教えていただけますと幸いです。
③訴求ポイント
チラシの中で「一番訴えたいポイント」はなんでしょうか。
作成するチラシの中で一番顧客に訴えたいポイントをお伺いしております。
同業他店と比べた時に、ここは他所と違う!と思われているポイントや、セールであれば目玉商品など、声を大にして伝えたい箇所を教えてください。
もちろん、決まっていないといけない訳ではありません。
決まっていない場合や迷っている場合は、お伺いしました内容を元にご提案させていただきます(※複数提案の場合は別途費用がかかります)。
④配色
チラシをデザインする上で、配色はとても重要なポイントです。
優しい、クール、かわいいなど色によって想起する印象が変わってくるからです。
「なんとなく赤が好きだから赤!」でも構いませんが、「なぜその色なのか」という理由があるとより効果的にチラシの中での配色が行えます。
余談ですが、企業などには、その会社を象徴するコーポレートカラーというものが存在します。
チラシデザイン以外にも役立つ場面があるかもしれないので、設定しておくと便利かもしれません。
⑤方向性
こんなチラシにしたいというイメージはお持ちですか?
ゴール地点を大まかでも決めておくと、「思ってたデザインにならなかった…」と落胆せずに済みます。
ざっくりで構いませんので、デザインのゴール地点を教えてください。
しかし、チラシを作った事が無い方はなかなかイメージしにくいかもしれません。
そんな場合はネットなどで参考デザインを見つけてみてはいかがでしょうか。
それによりデザイナーとの意思疎通がスムーズになります。
⑥スケジュール
作成するチラシはいつお手元に必要ですか?
○月○日にオープン!となればそのオープン日より先に配布を行いたいですよね。
手元に欲しい日付を教えてください。デザイナーが逆算し、初回デザイン提出日を設定いたします。
⑦その他
上記6点は、デザイナーがチラシをデザインする上で最低限知っておきたい情報です。
この他にもチラシを作成する上で必要だと思う情報をお伺いいたします。
以上が、打ち合わせの主な内容です。
打ち合わせには、少々お時間頂戴する事になると思いますが、よりよいチラシデザインを行う為、何卒ご協力よろしくお願いいたします。
■よりよいチラシデザインを求めて紙面を修正し、完成させる
さて、初回のデザインを確認したところで次はCHIRASAKUから送られてきたチラシデザインに、修正の指示を出していきます。
すでに方向性PDFで、情報の置き方や大きさは決まってるので、ここでは以下項目に注目してご確認いただきます。
(1)イメージ通りになっているか
(2)情報は正しいかどうか
(3)追加する・削除する情報はあるかどうか
また、CHIRASAKUでは修正のご指示は基本的にメールでいただくように、お願いしています。
それは最終印刷するときに、いただいた修正が全て反映できているか確認するからです。確認の際、口頭で聞いた情報では正確さに欠け、変換ミスや聞き取りの間違いに繋がります。
そういったミスが起きないよう、文字情報はメールで、どこの、どの部分を、どのように変更してほしいのかを教えてください。
プリンターの環境がある場合、印刷したデザインに手書きで書き込み、スキャンしたものをお送りいただいても問題ありません。
(1)イメージ通りになっているか

提出されたものが思っていた印象と異なる場合は、まず、どこに違和感を覚えるかを教えてください。
たとえば、
・青色と言っていたけど、もう少し明るい青色を想像していた。
・写真の人物のイメージが、ターゲットと違う。
・タイトルの書体が、思っているより堅い印象を受ける
このようにご連絡いただいてもより細かくイメージのすり合わせを行うために、担当デザイナーからお電話する場合があります。
少しお時間はちょうだいしますが、その際はご協力よろしくお願いします。
⑵情報が正しいかどうか

記載している情報が正しいかどうかをご確認ください。特に、専門的な内容や、地域性の高い情報は、デザイナーがまとめた情報に少しのズレや誤りがあることがあるので、その点に注意をしてご確認ください。
たとえば、
・資格の説明は合っているか
・商品やサービスの説明は合っているか
・デザイナーがまとめた情報の組み合わせは合っているか
・地図の範囲や加えてほしい目印はあるか
⑶追加する・削除する情報はあるかどうか

チラシデザインを確認して、掲載内容を追加したくなる場合があります。
だいたいは、ご指示いただいた情報を追加しますが、あまりにも初回の打ち合わせと方向性が異なる場合や、レイアウト全てに修正が必要な場合は、担当のデザイナーからご相談のご連絡をいたします。
たとえば、
・メニューの追加・削除
・一押しサービスの追加
お客様にもよりますが、初回のデザイン提出後、修正のやり取りを行い印刷工程に進むまでに、おおよそ1週間程度かかります。
もちろん、お急ぎの方もいらっしゃいますので、その際にはチラシデザイン提出後、デザイナーから〇〇日までにご確認くださいとご連絡させていただく場合もあります。
なるべく早くチラシがほしい、チラシデザインの確認に時間がほしいなど、ご希望があれば、はじめにお教えください。
■まとめ
チラシを印刷するだけでなく、デザインから作成できるサイトが近頃はたくさん増えてきました。印刷会社が付加サービスとしてデザインを提供しているものが多いですが、CHIRASAKUはデザイン会社が印刷を付加価値として提供しております。
デザイン会社に依頼というと敷居が高いイメージがありますが、CHIRASAKUは手軽でだれでも簡単にチラシ作成ができることをモットーに運営しておりますので、お客様が安心してチラシ作成を進行できるよう努めています。
ご相談も無料ですので、チラシデザインから印刷までを検討中なら是非ご連絡ください。