ビジネスにデザインをという言葉をよく耳にします。
わざわざコストをかけて商品の製造単価を高めてしまうくらいなら、
安く作って少しでも安く大量販売したほうが良いという考えの方もいるなか、
デザインがビジネスにとって大切なことには理由があります。
デザインという単語を翻訳すると、意匠や装飾という意味ではなく、設計という言葉になります。
ビジネスにデザインをという言葉は、見た目をカッコよくしましょう。ということではなく、
デザイン思考を持ったビジネスの設計をしていきましょう。ということではないでしょうか。
もちろん、一般的なデザインの捉え方である意匠や装飾も踏まえて、
今会社にあるリソースでどのようなビジネスを展開するかということを考えることになります。
チラシでのビジネス+デザインの活用例
その1
ビジネスの訴求点を明確にする
チラシの内容はあなたの会社のサービスを凝縮し、魅力を瞬時に伝える必要があります。
そのためには、何もかもを大きく目立たせるという方法は非効率で、効果的ではありません。
デザイナーは、チラシに掲載する内容を検証し、何を一番に訴えるべきか、
レイアウトでどのような内容を順番に伝えるかを設計します。
チラシが仕上がった頃には、あなたの会社のビジネスの訴求点は明確になっているのではないでしょうか。
その2
会社のイメージを明確にする
チラシデザインには、あなたの会社がユーザーに与えるイメージを設定する必要があります。
やわらかくあたたかい印象、固く真面目な印象、楽しげな印象など、
チラシのデザインはあなたの会社そのもののイメージを投影させます。
デザイナーはチラシ作成の打ち合わせを通して、あなたの会社のイメージを明確に設計します。
その3
ビジネス展開を明確にする
チラシという広告は、チラシ単体でビジネスが成立する時代を終え、
メディアミックスの一つとして使われることが多くなりました。
チラシを見た人がWebで問い合わせる、チラシのアンケートをハガキで応募する、
チラシを見た人がポスターを見て信用を高めるなど、チラシでの役割は不特定多数のユーザーに対して
アプローチすることに専念することになります。
チラシ配布を計画したクライアントに対して、
その後どのように集客〜売り上げにつなげるかを明確に設計し、デザインします。
まとめ
デザイナーは、見た目を整えるのが仕事という時代が終わり、
クライアントのビジネスに対し有効な手段を考える必要がでてきました。
CHIRASAKUでは、どのようなスタンスでチラシを作り
集客をすれば良いかわからないという方に対した企画提案も可能ですので、ぜひご相談ください。
※企画提案についてはデザイン費の他に企画費が必要です。詳しくはお問い合わせください。