コンビニと鍼灸院・整骨院ってビジネスの仕方(他にもありますが)が似ていますよね。なんでもあってよく行くコンビニと体に悩みを抱えた人が行く鍼灸院・整骨院は一見関連性はないと思われますが、地域に根付く者同士、共通点は意外とあります。
今回はコンビニと鍼灸院・整骨院の共通点や適している集客方法チラシについて書いていこうと思います。
また、それらを踏まえた上で効果的なチラシデザインについてもご紹介します。
コンビニと整骨院・鍼灸院の共通点は?
コンビニと鍼灸院・整骨院は業種は違いますが、売り方は似ていて、共通するところは経営や接客だけではないと思いました。考えた中で例をいくつか挙げたいと思います。
立地は小さくても出店できる(初期投資が少なくて済む)
立地は家と併設して経営している方もいますし、初期投資は家で開業すれば初期投資費用は安くなります。コンビニを経営している方もそのような方法で始めている方もいます。(投資はピンキリなので初期投資について知りたい場合はこちら)
接客業である
どちらも地域にいる人をターゲットにしていて、従業員も店舗の近くに住所がある方が応募してくると思います。従業員の選び方にはコミュニケーションが取れる人、明るい人を採用すると思います。そして近くから出勤している人は遠くから働きに来る人よりも集客に対してメリットがあると考えています。
店によって違いが出しにくい
どちらも店によって違いが出しにくい業だと思っています。コンビニをいろいろ回っていても、違ったところは系列会社が違う…といったところでしょうか。
単価が安く、価格勝負ができない
鍼灸院・整骨院は健康保険が適用されるので、整体院やカイロプラクティックよりも単価は安くなります。デメリットと思われそうな価格勝負が出来ない事については鍼灸院・整骨院では、他のサービスやメニューなどを考えて同業者と差別化を図っている店舗が多くあります。(これについては同業店舗を見るのが一番かと思います。Webサイトに数多く公開されていますので参考にしてみてはどうでしょうか。)
整骨院・鍼灸院で使えるコンビニで展開している販促方法とは?
上記の共通点をベースに鍼灸院・整骨院で使えそうな販促方法について考えてみました。
オリジナル商品
コンビニに行くとオリジナル商品がどの店舗でも置いていますよね。ここでいうオリジナル商品は町カフェなどの親会社が自社生産されたものです。オリジナル商品がニーズに合っていれば、お客様が行きたくなるきっかけにもなりますし、店舗のイメージアップにもつながります。オリジナルのタオルなどを作ってみてはどうでしょうか。
店員の個性
店の顔といっていい従業員は買いに来るお客さんにも影響します。例えばですが、不機嫌で挨拶もない店員と笑顔で挨拶もできる店員といればあなたはどちらがいる店舗に行かれますか。これには答えはないですが、私でしたら後者を選びます。笑顔で挨拶もできる店員は店内で会話していると楽しいですし、長い時間店内にいるので他の商品の購入を検討する機会が増えます。
宅配
コンビニサービスの一つである宅配。電話を受けて商品を届けるサービスです。近場ならとにかく、お客様は離れた場所には目的が無いと足を運びませんよね。今では宅配サービスはどの業界でも実践されているので鍼灸院・整骨院でも応用することは可能だと思います。
近い
近いという事はそれだけで、来てくれる確率は高くなります。私もコンビニに立ち寄るときは、企業ブランドよりも近くにあるところを選びます。近いというのはそれだけでその店舗の強みにもなります。地域密着型の鍼灸院・整骨院はチラシを配るのは店舗の周辺ですので地図や住所は必ず載せましょう。
これを踏まえたうえでチラシ作成してみました。
サンプルを作成してみましたが、どうでしょうか。お客様が求めているキーワード(オリジナル商品、店員の個性、宅配、近い)を盛り込んだ魅力的なチラシデザインになったのではないかと思います。
まとめ
どうでしたか。広告規制の多い鍼灸院・整骨院のチラシデザインは技術の見せどころでもある施術中の写真を載せてはいけないルールがあるため、その店舗の良さを見てもらうためには、オリジナル商品、店員の個性、宅配、近いなどお客様が知りたい、欲しい情報を与えてあげないといけません。チラシを作成する場合は料金体制や悩みの情報がほとんどですが、他店に負けない強みがあるならチラシに取り入れてみてはどうでしょうか。