今回モデルリリース、プロパティリリースで許可が必要な写真について考えていきたいと思います。
ネット社会でカメラもデジタル化。簡単に写真が撮れる時代となりました。
しかしカメラの値段と敷居が低くなり、SNSなどが出現、写真が悪用されたり、誹謗中傷の的になったり…
権利に対する意識が下がってきています。
今一度見直す必要があります。
どういったときに肖像権は発生するのか、それはこちらに書いていますので、一読お願いします。
今回はリリースの取得の重要点について書いていきます。
私も写真販売しているistockphotoを参考に簡潔に書いていきます。
istockphotoでは
「詳しくはこちら」→「素材の販売」→「トレーニングマニュアル 写真」から情報が得られます。
※引用で申し訳ございません。※
モデルリリースの重要点
- 背後から撮影した人物の画像は許容されない。
- 無許可や本人が知らないうちに撮影した画像は許容されない。
- 写真が未成年者(18未満の子供)のものであれば、親または法的保護者がモデルリリースに署名する必要があります。
- 各ファイルに対して、完全なモデルリリースをアップロードする必要があります。
- 同一モデルの連続したショットをアップロードする場合は、各画像にモデルリリースを含めなければなりません。
- モデルリリースには撮影を行った日付を含める必要があります。
- モデルリリースには有効な証人の署名が必要です。
- この署名はフォトグラファーあるいはモデル/その保護者以外の第三者が行わなければなりません。
- 写真がフォトグラファー自身(自画像)でも、モデルリリースは必要です。
- 自画像に対するモデルリリースには期限はなく、自分の自画像のモデルリリースは無期限にわたり使用可能です。
プロパティリリースの重要点
プロパティリリースの必要条件は、モデルリリースほど明確ではありませんが、これは人物とは違いプロパティには特定のプライバシーに関する権利が付属しないためです。ただし、プロパティリリースを取得しなければならない理由として、次の2つがあげられます。
a) 問題となっているプロパティに人物の ID が関連する可能性がある場合(所有者として特定の人物の名誉が毀損されるような方法でプロパティが使用されるような場合)
b)誰かの所有するプロパティが、所有者の承認なしに「変換」と呼ばれる違法行為を経て、営利目的で使用されるような場合。
また、誰かの所有地に入り込み、所有者やその所有物を撮影することは不法侵入と見なされる可能性があります。
識別可能な所有物が画像に含まれる場合、できる限りプロパティリリースを取得することを推奨しています(これは単に家屋だけではなく、ペット、自動車およびその他の個人所有物にも当てはまります)。 当該の所有物が認識しやすく、独特であればあるほど(そして、所有者の身元が所有物に結びついている度合い、または所有物から判断される度合いが高ければ高いほど)、プロパティリリースの必要性が高まります。引用:istock
stockphoto各社では肖像権や著作権についてはちゃんと守られています。
弊社のチラシデザインではモデルリリース、プロパティリリースの許可が取れた写真を使っていますので、ご安心を。
istockphotoではリリースが必要となる画像の具体例が書かれています。
ストックフォトトレーニングと合わせて権利について深く考えていきましょう!
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