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情報を削るチラシデザイン|“余白”でインパクトを生む考え方とは?

更新日 : 2025年4月19日

「あえて詰め込まない」チラシの強さ|余白が印象を変えるデザイン術

チラシは「情報量=効果」ではない

チラシを作成する際、よく聞かれるのが
「これも伝えたい」「あれも入れておきたい」というご要望です。

特に初めてのチラシ制作では、少しでも多くの情報を盛り込もうとする傾向があります。

しかし実際のところ、「たくさん伝えよう」とするほど、逆に何も伝わらなくなるケースが少なくありません。

文字の密度が高く、画像や文字がぎゅうぎゅうに詰め込まれたチラシは、
見た瞬間に「読むのが大変そう」「情報が多すぎてよく分からない」と感じさせてしまいます。

人の視覚は、最初の印象だけで判断を下すことが多いため、
“読まれない”チラシになってしまう危険性が高まるのです。

また、情報が多すぎると、どれが大事なのかが分からず、注意を向けてほしい内容が埋もれてしまうという弊害もあります。

本来、チラシの目的は「すべてを説明すること」ではなく、
「興味を引き、必要な行動を促すこと」にあります。

そのためには、伝える情報を取捨選択し、“読みやすさ”を最優先に考える必要があるのです。

とくに最近では、チラシからWebサイトやSNSに誘導するパターンも多くなっています。
「詳細はQRコード先で確認」という構成であれば、紙面に詰め込まず、最も伝えたいポイントに集中したレイアウトにすることが可能です。

情報を絞ることは、伝える力を弱めることではありません。

むしろ、「何を伝えたいのかが明確で、読み手がすぐ理解できる」ことこそが、
“反応されるチラシ”に共通するデザイン上の大前提です。

「余白」があるからこそ、目立つ情報が引き立つ

余白=無駄ではなく“見せ場のための演出”

チラシのデザインにおいて、「余白」というとどこか“空いてしまったスペース”という印象を持たれがちです。

しかし、プロのデザインの世界では余白は単なる空間ではなく、**“伝えたい情報を引き立てるための戦略的なスペース”**として捉えられています。

たとえば、メインコピーのまわりにたっぷりと余白があると、
自然とそこに視線が集中し、言葉の存在感が強まります。

逆に、文字や画像がびっしり並んでいると、どれが重要なのかが伝わらず、結果として“流し見”されてしまいます。

このように余白には、情報に“強弱”をつけて、視線の流れをコントロールする機能があります。

読み手がストレスなく情報を拾い、自然と行動につながるような構成をつくるには、余白の力を活かすことが不可欠なのです。

また、余白には心理的な効果もあります。

たとえば、きっちり情報が詰まった紙面は、見る人に“安さ”や“必死さ”を連想させることがありますが、
反対に余白のあるチラシは、「落ち着いていて上品」「丁寧につくられている」という印象を与えることがあります。

特に、美容・医療・住宅・教育など、信頼性や丁寧さが求められる業種では、余白を活かしたシンプルな構成がより効果的です。

つまり、余白は「何もない」空間ではなく、伝えたいことを明確に“引き立てる”ための表現手段です。

どこを目立たせたいか。
どこで読み手に“息をつかせる”か。
それを意識して余白を配置することで、チラシの読みやすさと印象は大きく変わっていきます。


伝えたいことは“全部載せ”より“導線設計”で伝える

「すべてを載せなければ伝わらない」――これはチラシ制作時に起こりがちな誤解のひとつです。

たしかにサービスの魅力や価格、アクセス情報など、載せたいことはたくさんあるかもしれません。

でも本当に効果的なチラシとは、すべてを並べることではなく、“何を、どの順で”届けるかを設計したチラシなのです。

たとえば、

  • 最初に視線が向かうキャッチコピーで関心を引き
  • 続く写真で具体的なイメージを持たせ
  • 最後に問い合わせやQRコードでアクションへ導く

このように、読み手の視線と感情の動きに合わせて情報を配置することで、
最小限の情報でも「伝わる」「行動につながる」チラシが完成します。

また、すべての情報をチラシ上で完結させる必要もありません。

今はスマートフォンでQRコードを読み取り、詳細ページにすぐアクセスできる時代です。

紙面ではあえて「きっかけ」や「興味の入口」だけを示し、
詳しい説明はWebやSNSに任せるというスタイルも増えてきました。

これは、情報を削るのではなく、“届ける場所を分けて整理する”という考え方です。

チラシを読んだその場で「問い合わせてみよう」「もっと調べてみよう」と思ってもらえれば、
それが最大の成功といえるでしょう。

そして何より重要なのは、読み手の視点に立った設計をすることです。

「この順番なら読みやすいか?」
「情報が多すぎて混乱しないか?」
「次にどう行動してほしいか明確になっているか?」

こうした視点を持って構成することで、
“情報を削っても伝わるチラシ”から、“削ったからこそ伝わるチラシ”へと進化させることができます。

まとめ|“引き算のデザイン”で、深く届く一枚に

チラシというと、「とにかく情報を詰め込むもの」という印象を持っている方も多いかもしれません。

ですが、実際に反応率の高いチラシを見てみると、情報量よりも“見せ方の整理”ができているものばかりです。

今、読み手は情報に囲まれた生活を送っています。

ネット広告、SNS、デジタルサイネージ…目に入ってくる情報があまりに多いからこそ、
“視覚的にわかりやすく、読みやすいチラシ”がかえって際立つ時代なのです。

その中で効果を発揮するのが、“引き算のデザイン”。

「全部伝えようとしない勇気」
「言葉の数を減らして伝える工夫」
「余白に意味を持たせる設計」

こうした意識が、読み手との距離をぐっと縮めてくれます。

また、引き算のデザインは、単なる“オシャレ”のためではありません。

それはむしろ、伝えたい情報をきちんと届けるための“戦略”であり、読み手への配慮でもあります。

「このチラシ、なんだか見やすい」
「すっと読めた」
「気になる言葉が目に入った」

そんな印象を与える一枚は、余白や整理された情報の力によってつくられているのです。

チラシづくりにおいて大切なのは、“すべてを伝えること”ではなく、“必要なことだけを、適切に伝えること”。

引き算によって生まれる余白や静けさが、
かえって読み手の心に深く届くインパクトを生み出します。

次にチラシを作成するときは、思い切って情報を削ることも選択肢に入れてみてください。

その一歩が、“読まれる・記憶に残る・行動につながる”チラシへの第一歩になるはずです。

チラサクでは“削る勇気”も含めた設計をご提案します

「本当に必要な情報はどれか」「どこまで削っていいのか分からない」
そんなときは、チラサクにご相談ください。

プロのデザイナーが目的に合わせて、情報設計から余白の活かし方まで丁寧にご提案いたします。

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