亜細亜交流事業組合様A4パンフレットデザイン事例|外国人技能実習制度の案内、組合概要




外国人技能実習制度をわかりやすく伝える、制度案内パンフレット制作事例
今回は、外国人技能実習制度に関する周知・案内を目的とした、事業協同組合様のパンフレット制作事例をご紹介します。日本企業にとって大きな課題となっている「人手不足」や「若手人材の確保」をテーマに、アジア諸国の若者の活躍と、それを支援する制度の仕組みを、わかりやすく視覚的に伝える構成となっています。
表紙デザイン:業種の多様性と「つながる力」を表現
表紙では、農業・水産業・製造業・建設業など、技能実習生が実際に活躍している多様な現場の写真をコラージュ的に配置。その中央に、「アジアの若い力を日本企業へ」という力強いコピーを大きく配置し、パンフレット全体の主旨をダイレクトに印象づけています。
背景のアクアブルー系の配色は信頼感・清涼感を表現しつつ、全体に明るく爽やかなトーンを持たせることで、制度そのものに対するポジティブな印象を与えています。
中面構成①:制度導入のメリットを簡潔に伝える
1枚目の見開きでは、「企業のチカラに」というコピーを大見出しに据え、技能実習制度が企業にもたらす効果を3点に絞って明記しています。
- 人材の確保
- 職場の活性化・生産性向上
- 企業の国際化
これらをわかりやすいアイコンとともにレイアウトし、シンプルながらも説得力のある紙面に仕上げています。
また、下段には実際の現場を連想させる写真を配し、具体的なイメージを持たせることで読み手の理解を促しています。
中面構成②:制度の仕組みとサポート体制を丁寧に解説
中央の見開きでは、制度の仕組みを「教育〜入国〜企業での就労」までのステップごとに図解付きで展開しています。とくに:
- 入国前後のサポート体制
- 日本語教育の実施
- 配属後の生活・業務フォロー
といった具体的なプロセスを、写真・地図・フロー図を使ってビジュアル化。文章量は抑えつつも、信頼感と丁寧な運営体制が読み手に伝わるように工夫されています。
さらに、技能実習生の「入国後講習」や「評価制度」など、事務局としての取り組みを自然に紹介するパートも設け、制度利用者に安心感を与える内容になっています。
裏面:組合概要と理念を簡潔に紹介
裏面では、代表者のあいさつ文とともに、事業内容や組合情報を掲載。構成は以下のようになっています:
- 組合の沿革・所在地・登録情報
- 主な取り扱い業種
- 組合の理念(地域社会との連携/信頼あるマッチングの重要性)
- 写真付きのオフィス風景
文章は硬すぎず、親しみのあるトーンで構成されており、読み手に安心感と誠実さを伝えるページに仕上がっています。
制作時に意識したデザインと構成の工夫
- トーン&マナーの統一:ブルー系を基調に、清潔感とグローバル感を両立
- 写真の使い方:活躍する技能実習生の現場をしっかり伝える構成に
- 図解・フロー:複雑な制度を視覚的に整理して伝達力を向上
- 読みやすさ:専門用語は最小限に、ターゲットが初見でも理解しやすい内容に
このように、本パンフレットでは外国人技能実習制度の意義と運用の安心感を、「ビジュアル」と「構成力」で丁寧に伝えています。複雑な制度をわかりやすく整理したい、関係者に信頼感を持ってもらいたいというご要望に応える制作事例として、今後のご参考になれば幸いです。
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