印刷方式には様々なものがあります。
弊社では主に平版印刷と輪転印刷に分けており、チラシのサイズや部数によって適した印刷方式を取っています。
平版と輪転の違いは使用する印刷機の違いで共にオフセット印刷とも呼ばれます。印刷する用紙の状態により枚葉(まいよう)と輪転(輪転)に分けており、シート状態にカットされた紙に印刷することを枚葉、ロール状の用紙を使って印刷する事を輪転と呼びます。
平版印刷の特徴
水と油が反発する性質を用いて、インクが付く箇所と付かない箇所を形成出来るようにした版に画像を形成して、版にインクと水を交互に与えて印刷します。
平版印刷は商業印刷物によく使われており、ポスター、カタログ、パンフレットなど、多くの場面で使用されています。
弊社では約1万部以下の部数の場合平版印刷を使うことが多いです。
輪転印刷の特徴
原稿から刷版を作り、それをもとに大量にする事が出来ます。
新聞折込チラシや雑誌、広告など同じものを大量に印刷するのに向いており、刷れば刷るほどコストが下がります。
用紙もロール状になっており、印刷から断裁、梱包までスムーズに行えます。
また輪転機を使用した印刷では絵柄の周りに8mm程度の白いふちがつき、その一部がギザギザになります。サイズにより入り方は異なりますが白ふちの一部に鍵穴と呼ばれる小さい穴が数カ所につきます。印刷時に必要なダイヤのマークが印刷されます。
この白ふちはご依頼時に白ふちなしをご指定いただけると断裁する事が可能ですのでお申し付けください。
まとめ
弊社では少部数では平版印刷、大部数では輪転印刷で刷ることが多いですが、各印刷方式によって取り扱っている紙質やサイズが異なります。こちらのHPに取り扱いがない場合でもお客様のご希望の仕様をご用意できる場合もありますので一度ご相談いただければ幸いです。