出張オイル交換サービスのチラシ
ドット絵×ユニーク×視認性で印象に残る一枚に
今回は、自宅や会社に訪問してその場で車のオイル交換を行うという、「出張オイル交換サービス」のチラシを制作しました。
サービス内容自体は非常に便利でありながら、まだあまり一般的に知られていない分野でもあるため、まずは「何のサービスかをひと目で伝えること」と、「街頭や店舗などで目立つこと」を最優先に設計しています。
また、法人向けの展開も視野に入れた内容であったため、遊び心とプロフェッショナリズムを絶妙なバランスで両立する必要がありました。
そのうえで、「ちょっと気になる」「話を聞いてみたい」と思ってもらえるようなビジュアルと構成を目指しました。
ドット絵×カラフルな車で“記憶に残るビジュアル”を演出
まずチラシの表面でパッと目を引くのが、ドット絵風のカラフルな車たち。
8bitゲームを思わせるようなピクセル感のあるイラストは、ちょっと懐かしく、だけど今見ると逆に新鮮な印象を与えるユニークなタッチ。
このようなテイストはあまりビジネス系のチラシでは見かけないため、「なんだこれは？」と手に取ってもらいやすくなる効果が期待できます。
見る人の記憶にしっかりと残り、無意識のうちにサービスの印象を脳内にインプットしてくれるのが大きなメリットです。
サービス名である「出張オイル交換」の文字も、同じくドット調に加工。
文字自体に遊び心を加えつつ、視認性を損なわないようなバランスを意識し、キャッチーでありながら情報としても伝わる表現を追求しました。
法人利用の訴求にはアイコンを活用してわかりやすく
チラシの下部には、法人向けサービスのメリットをアイコン付きで紹介。
「早朝・夜間も対応」「交換時間に連絡します」「人件費削減」「現地作業で移動不要」など、一目で理解できる簡潔な訴求を意識しました。
特に、サービスの特性上、担当者が即決するというよりも「あとで社内に持ち帰って検討する」ケースが多いことが想定されたため、視覚的に“記憶に残りやすい”構成が効果的です。
言葉だけでは伝わりづらい価値も、シンプルなアイコンと短い文言のセットで伝えることで、内容の理解度と読みやすさが格段にアップします。
情報量の多さを整理するために、文字設計にも工夫を
このチラシは一見カラフルでポップな印象ですが、実は掲載している情報量はかなり多めです。
そのため、以下のようなテキスト設計で、視線誘導と読みやすさをしっかり確保しました。
- 見出し・本文・補足の役割を明確にし、文字サイズや色でメリハリをつけています。
- 価格表やサービスフローなど、数字や手順の情報には枠や背景色を使って区切りをつけ、ぱっと見で内容が把握できるよう工夫しています。
- 文字の大きさだけでなく、行間や余白も意識し、「どこに何があるか」が視線の流れで自然とわかるレイアウトに仕上げました。
このように、カラフルでにぎやかなビジュアルの中でも、読みやすく、きちんと伝わる構成を心がけることが大切です。
今回のポイントまとめ
最後に、このチラシデザインの主なポイントを振り返ってみましょう。
- ドット絵×カラフル配色で街頭でも目立つ、印象に残るデザインに
- 法人向け訴求を視覚的に伝えるアイコンで情報整理＆視認性アップ
- 文字設計に強弱と余白を取り入れ、しっかり読ませる構成に
- 遊び心と実用性を両立し、「ちょっと気になる」を引き出す仕掛けを多数配置
サービス自体が便利でも、伝え方次第で認知や印象は大きく変わります。
今回は“珍しさ”や“楽しさ”を前面に出すことで、「ただのチラシ」ではなく、手元に残したくなるような一枚を目指しました。
「目立つ×伝わる」デザインをお探しの方へ
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業種やサービスの特性に合わせた最適なデザインの方向性をご提案いたします。
視覚的なインパクトと、読みやすさ・伝わりやすさを両立したデザインで、しっかりと“結果につながるチラシ”をお届けします。
